現在、二巻目。
かなり毛色を変えてきましたねー。
![]() | マルドゥック・ヴェロシティ〈1〉 冲方 丁 早川書房 2006-11 売り上げランキング : 833 おすすめ平均 ![]() Amazonで詳しく見る by G-Tools |
時はマルドゥック・スクランブルより少し前、ウフコックをパートナーにしていたボイルド達が廃棄処分を逃れ、その後どのように生きていたかというお話。
まだ読んでいる最中なので、さらりと二巻の最初までの感想を。
今回はSF版甲賀忍法帖といった感じでしょうか。
そのノリは結構好きなので、かなり楽しめています。
それにしても、ウフコックがかわいいのはデフォとして、ボイルド達に対する敵役のカトル・カールの連中が色々な意味でヤバイです。(笑)
前作を読んでいる方は、是非その衝撃を味わって欲しいので、あえて多くは語りませんが――セリフ、設定等かなりキてます。黒いです。
奴等が登場してから、この作品の色というのがよーく分かりました。
ああ、そういうのをやりたかったんだと。
OK! こっちは準備万端だ、どんとこい!
といった感じに、新たな冲方節を楽しんでいます。
ちなみに、文体/かなり独自的――序盤は少し読むのに苦労しましたが、しかし慣れてくるとこれはこれでスピード感/状況把握のし易さ――等の利点があって、バトルものならばアリかな、と。
とまあ、文体はこんな感じ。
余分な要素を排除し、まずは的確な状況判断を優先するというのは、いかにもボイルドらしい思考パターンなので、この表現方法は今回限りならば、効果的で良い方法だったと思います。ただ、かなり飛び道具というか、バクチっぽい方法なのは否めませんけどね。その方法を思いついたとしても、良く実用に踏み切ったなあと。そのチャレンジ精神に拍手を。
さて、ここから先、加速していくであろう狂気とバトルが凄く楽しみですねー。そして、やがて訪れるボイルドとウフコックの別離と――ウフコック好きとしては辛くはありますが、この物語を最後までこの目で見届けたいものです。
といった感じで、さわりの感想は終了。
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)





































